行ってらっしゃい




次男は修学旅行に出発しました

なかなか作ろうとしなかった荷物を

前日の夜、やっと作り始めた彼


要領の悪い荷造りでしたが

ちょっとヒントを出したら何とかまとめています

息子の荷造りを見ていて

意外と心配性な石橋を叩いて渡るタイプだなあって感じました


ホテルにシャンプーや歯ブラシ、バスタオルはあると書いてましたが

「一応持って行くわ」


筆記用具はシャーペンとボールペンを

合わせて2本もあれば十分と思いますが

見ているとそこに加えてさらにシャーペンと鉛筆を2本

消しゴム、そしてシャーペンの芯と消しゴムの予備まで

綺麗に並べてペンケースに入れてました



でも、上出来です



母は心の中で拍手



そして驚いたことに普段より3時間も早く寝ました


私は5時起きでお弁当(これは行きの新幹線で食べるようです)と

朝ごはんを準備していました


すると6時15分頃に自分で起きて来ました


いつもの爆発頭で朝ごはんを無言で食べて

昨夜の約束通り6時30分に車に乗りこみ駅まで送ります



途中息子の心中をほんの僅かでも覗きたい一心から

メラメラと余計な問いかけが質問形式で湧きあがってきますが

必死で飲み込んで、ほんの少しの会話

「いい天気でよかったね・・」って。



まるでマネキンを座らせているように

無表情に座っている息子の口からは

期待した旅行に対する前向きなワクワク感は

何一つ聞けなかったけど、精一杯楽しみにしているんだよね・・

うん昨日からの様子をみれば

これでも十分期待しているんだよ彼なりに・・




「いっぱい楽しんでおいで!!」

息子は小さく「うん」って言って二つの鞄のひもを

グイッと一方の肩に乗せ

勢いよく車から飛び出すと

後は決して振り向かないで

地下への階段を真っ直ぐ降りて行きました


この風景を妄想していた時は

確か私は普段のテンションより無理くり2段階上げて

「行ってらっしゃい~」って言うはずだったのになぁ・・

妄想とは違って車から足早に下りて行く彼に

視線が貼りついて言葉にならなかったな・・


2年半前、この同じ駅から

私は青白い顔をしてゲーム機をお守りのように持ち歩く

元気のない息子を連れて

修学旅行のクラスメートを2人で追いかける形で電車に乗ったっけ・・


今朝は足早に力強く大きな荷物を担げて

あっさりと消えてった



右側の舗道を6人くらいの見覚えのあるクラスメートの顔が

笑顔で通り過ぎて行きます

直ぐ前には、私と同じように子どもを送ってきた母親らしき車が・・

これまた息子と同じように車から勢いよく飛び出した男子が

地下道を駆け下りて行きました

私の目にぼんやりと

でも確かにその息子に手を振る母親の手がいつまでも

揺れているのが見えました


「いっぱい楽しんでおいで」

自分の言った言葉が

まだ車の中に浮かんでいました


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初夏を思わせる晴天の2泊3日
スカイツリーからの景色もきっと素晴らしい・・


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プロフィール

くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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