療育施設3



毎週水曜日の午前中、母親が園のそばのプレハブの一室でいろんなことを

語りあったり、1冊の本を読んで学びあったり、専門の先生をお呼びして

お話をしていただいたりという時間がありました


母親同士、そこで他の子どもの様子を聞いたり、また、今まで誰にも話すことの

なかったような子どもの様子を言葉にすることは、大きな意味がありました

言葉にするということは、思っているのとは違います

初めは思いを誰かに伝えるというよりも、みんな、ただ、現実のしんどさを

吐き出しているようでした ただそうするだけでも言葉につまって涙があふれる母親たち

みんなそれだけ1人で抱え込んでいたのですね

特に入園したばかりの子どものお母さんは、苦しそうでした



そんなお母さんたちも、子どもが園生活を楽しめるようになっていくのと共に

お母さん同士悩みや時間を共有しあって心が少し軽くなっていく

今までは一言話すだけで声が詰まっていたお母さんも、子どもの様子を笑いながら

話せるようになっていく

私も自分で話しながら、その言葉を自分の耳で聴くことで、自分がどう感じ

ているのかや、以外に冷静だったり、すごく熱かったり、思っているのとは

また違う感覚を言葉にすることで味わいました


3歩進んで2歩さがる、立ち止まり、うずくまり、そしてやっと歩き出す

この子たちの成長は、そう簡単ではなかったけれど・・


入園して1年以上が過ぎても大きな変化がなく、このままうちの子はどうなって

いくのだろうと不安を言葉にした若いお母さん 重度の自閉症と素人目にもわかる

子どもを抱えていても、いつも明るくしていたけれど

その日は苦しい胸の内を吐き出しました

私はただ、いつもと違う彼女の様子に、驚きながら聞いていました

苦しくて、悲しくて、しんどかったんやね・・




夜中に泣いて暴れてどうしても寝ない子

隣の部屋から苦情が出て、外に連れ出し手をひいて歩くお母さん

背中に妹おんぶして、夜の静かな道を、信号の黄色い点滅を

見ながら歩いてますって話してた



みんなそれぞれに、違う苦しみ抱えていたけど、人の苦しさをみんなで共有しあえた

そんな優しさがその園にはありました 

苦しくても不幸じゃない





みんな、子どものこだわりに根気よく付き合い、急に起こる些細なことでのパニックから

少しでもいい方向を目指して、勉強して実践して、自分なりのやり方をまた模索して

必死で頑張ってました 


そんなふうに頑張れるのはこの子たちが可愛いから とてもとても可愛いから

それが全てを支えていました



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くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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