親子教室へ




一週間ほどして発達指導員の先生が訪問し、息子をみてくれました

いくつかの持参されたおもちゃで息子の反応をみて「親子教室」というものがあることを

教えてくれました


その頃の息子は、言葉はまだなく指さしもありません

視線が合いにくく、ムッツリした笑わない子でした


おもちゃで遊ぶより、食器棚からグラスを出して並べて、食器棚が空になるまで

全てを出さないと気がすまない全部出したら今度は入れてを繰り返していました




また、アンパンマンのキャラクターの指人形を、定規で線を引いたように

きれいに一直線に並べていました

並んだお人形はすべて後ろ向きで、顔は向こうを向いていました


家の中ではそうやって静かに並べることに没頭していましたが、一歩外に出ると大変でした


こうと決めたらテコでも動かない、ダメとか危ないとか、もう帰ろうとか、

とにかくこちらのいう事は聞いてくれません




無理にきかせようとすると、ものすごい勢いで泣き叫び、暴れパニックをおこします

私はいつも先回りして、子どもが言うであろう無理なことが起きないようにものを隠したり、

見せないように盾になったり、またどうしても不測の事態が起きた時には、ほんの一瞬気を

引いてその場から連れ出せるように鞄に好きな本や食べ物や、

おもちゃを入れて持ち歩いていました



長男の時とは明らかに違う子育てに不安をもちながらも、毎日の忙しさで

先を考える余裕はありません

三男がまだ赤ん坊でしたから、こんな言う事をきいてくれない息子と外出するのが

怖くなっていきました


「親子教室」が一歳半健診で発見された障がいをもつ可能性をもつ子どもを

対象としていても、もう躊躇している自分より、

こんな育てにくい子どもが楽しめるひとときを

保障してくれる場所を求める自分のほうが優位に立っていました





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くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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