メッセージは言葉ではなく




受験校をやっと決め、学校の懇談を終えて

冬休みを待つばかりと思っていた時

思わぬアクシデントが勃発しました


以前から気にはなっていましたが

ここへきて表面化してくるとは・・

危ない言葉を使っていること

それは使う人間の人格を疑うようなことで

息子たち中学生男子はマイブームのように

うちの家に来た時も連呼していました

ただし、大勢の子どもたちはそれが、それを使うことは

決していいこととは思っていないので

つまりはTPOをわきまえて使っていて

それを我が息子はわからずに使っていること

来るべくして来たのです

学校からの母親の呼び出しでした







子「ただいま」

母「おかえり」

子「学校から電話あった?親も呼ばれるらしい」

母「あったよ、何したん?」

子「誰かが失敗したりヘマをした時〇〇とか□□とか言ってた・・」

息子は2階への階段を上がって行きます

制服から着替えるためで

着替えるとすぐに下りてくるのは解っているので

何にも言わずに待ちました


私の正面に座った息子は覚悟したように話し合いに入って来ました

息子が帰宅する前に担任から電話があり、あらましの事は聞いていました

母が学校に呼び出されるということで

息子も母に話さずにはいられないのでしょう


息子の様子をうけて私は切り出しました


母「そういうことは差別用語やから人を傷つける言葉なんやで

あんたが何故そんなことを面白がるのか

それがあんたのツボにはまったのか

お母さんには解らないけど、悲しいことや」


子「うん、それは解りました、そうでした」


母「人をバカにする言葉を友だちたちと言い合って遊んでいたん?」


子「Nくんがもう一人の友だちに言ったのを先生が聞いて呼ばれて

そこで僕の名前も出て呼び出された

別に言いつけられたとかは思ってないけど

Nくんは友だちでそれを言われてもいい仲なんで」



母「Nくんに言われてあんたの名前が上がったんやな

誰に言いつけられたかは問題でなく

あんたがそれを言ってたことが問題なんやから

そういう言葉は人を傷つけるひどい言葉なんやってしっかり解って欲しい

そんな言葉が差別用語であることを知りながら

面白おかしく使っていたなんて悲しいことや」



子「うん、そうでした、解りました」



母「最近インターネットでそういうことに興味を持って

大切な時間を何時間も使って見ていることをお母さんはとても心配に思ってたん・・

いろんなことに興味を持つことは悪いとは思わない

でもそれが人を差別する言葉やバカにする言葉になってるのは悲しいことや・・」



子「そう思います、解りました・・」



学校でもかなり絞られたのか、変に敬語で、でもちゃんと話していました


母「先生には学校に伺うのは夕方6時過ぎになることを伝えてるから」



子「・・ちゃんと話したのに行かなあかんのかぁ・・」



息子は急に普段のぶっきらぼうな面倒くさそうな嫌そうな・・


・・・ぼそぼそ声を残して立ち上がっていました


私はそれ以上何も言わずに離れていく息子を見ていました




担任からの電話を受けた後、少し・・いえかなり狼狽えました

私はどんな態度を学校で、息子の前で、とればいいのだろう・・


学校に親が呼び出されるという最悪な場面・・

でも別な見方をすれば、もう二度とこんなことはしてはいけないと

息子の心に残るようなインパクトある時間にできるチャンスではないだろうか



息子の心に響かせるために

二度とこんなことを言わない分別ある人間になって欲しいと願い

今日のこの日を記憶に残せるようにしたい・・

そういう言葉を口にしようとした時にふと思い出せるように

そのためには私はどんな風に振る舞えばいいのだろうか・・




私はこの出来事で勿論口にするべきでない言葉を

自分で判断できるようになって欲しい・・

しかしそれは先生からも十分に話をされているし

これから向かう学校で再度その話になっていくだろうし

親としてこの場面でそれ以上に伝えたい伝えなければいけないことが

他に何かあるのではないだろうか



そしてそれは親があなたを大切に思っているということ・・

バカなことをしても大切に思っている

あなたのことを信じているということなんだと・・

私なりに一生懸命考え出しました




それには私の力だけでは足りない

今の私は息子に近すぎる




息子に一番響くのは、我が家の今の形・・

母親だけではなく、母親と、そして父親のいる「家庭」という枠で

あなたを大切に思っていると訴えること・・考えて考えて、そこに辿り着きました




幸い父親が早く帰って来る日で話をしました


夫婦揃って学校に行って、親の背中を見せることが

子どもには一番の教えになると

私はそう思うけれど、どうかと話すと理解して一緒に行くことを了解してくれました



息子のやったことを、親が真摯に受け止めて先生方に頭を下げて・・

ただ私たちはこんなバカな息子にもいいところがあって

そしてとても大切に思っているということを

態度で背中で訴えて息子の心に問うてみたい・・そう思いました




雨の降る中、3人で無言で車に乗り込んで学校に向かいました




父親の登場に無言の息子は何を思っていただろう



中学に初めて足を踏み入れる夫が

こともあろうか学校からの呼び出しでそうなってしまったことが

少し悲しく思いました



父親の登場に学校側も動揺していました

それだけ、事を重大に受け止めていますというメッセージを

感じてもらえたでしょうか



15分~20分くらいで

話は予想した内容で

穏やかに終わりました



私は夫と共に先生方に遅くまで時間をつくって指導して頂いたことに

何度かお礼を言って頭を下げました




部屋を出る時振り返ると

父親が息子の頭をお辞儀するように手で押し下げていました



息子の姿にたまりかねてやったことですね



背中を見せて考えさせると話し合っていましたが・・


・・・父親の、それでも優しい愛のムチと


思春期の息子もきっとわかると信じます



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あなたは大切な子どもだって
背中に、ほらっ、書いてるよね



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No title

おとうさんもきちんと向き合ってくれて、息子君本人も、きっと何か心に感じることがあったと思います。
中学生くらいなら、友達との関係やその場のノリみたいなことで、つい悪い言葉を使ってしまうということがあるかもしれません。
たしかに良くないことだし、親として悲しい気持ちになりますよね。
でも、そこから反省して、考えて、いい方向に向かってくれたらいいことです。
誰かを傷つけてしまったかも知れないけど、取り返しのつかないことではないようですから、これからですよね。
ここでちゃんとわかったのはよかったのではないでしょうか。

知秋さんへ

何か心に感じてくれたでしょうか・・e-441
親が言うことに素直になれないお年頃です
あなたを大切に思っているというメッセージを感じてもらえたらと
願いを込めて両親で学校に向かいました
知秋さんがおっしゃって下さるように、ここでちゃんとわかって
これからしっかり進んで行って欲しいですe-267
知秋さん、いつも温かいメッセージをありがとうございますe-343
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プロフィール

くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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