模試と電車とそして息子と



「夏休み」という季節を終えて中3の次男は徐々に

否が応でも「受験生」になって行きます


とは言ってもまだまだ「にわか受験生」

模試で集まるたくさんの知らない同学年の生徒たちと

鉛筆を走らせる緊張の時間を

これから何度か経験して

少しずつ「にわか」をはずして行くのでしょう


彼は連休初日に発売したゲームを苦心の末に手に入れて

学校が休みであるにも関わらず

学校がある日よりずっと早くに・・そう、7時すぎには起きて

せっせとモンスター狩りに出かけます


一日のほとんどを狩りで過ごし

あくる日は模試の予定が入っていることを

ため息全開の負のオーラで攻めてきました


息子「あ~ぁ、明日は模試か・・」

母 黙って聴く

息子「テストばっかりや・・模試9月の初めに受けたし
学校の実力テストあったし・・また、明日もなんて多いわ・・」

母 「そうやな・・」

息子「あ~ぁ、明日嫌やなぁ・・行きたくないなぁ・・しんどいなぁ・・」

母 「しんどいなぁ・・確かに今月はテスト続いてしんどいよなぁ・・」

息子「台風で警報出たら無いかも知れへんなぁ」

母 「そうやね、警報出たら危ないからねぇ」


そう言いながらその日は眠りました


明日の朝、お腹痛いとか

頭痛いとか・・そんなこと言い出さないか

一抹の不安はありましたが

起こってもいない現象を想像して

不快な気分になるのは止めにして

そういうことは起こってから考えることにしようと

気持ちを切り替えて眠りました




次の朝、模試の受付は7時40分からと早く

私は6時には起きて準備して息子を待ちました


先日の模試は近い所でありましたが

息子が場所を知らないと言うので

私が車で送って行きました


今回は受験でお世話になるかも知れない学校であり

さらに車での送迎は厳禁とあります


高校を選ぶ上で学力的なことは勿論ですが

毎日自分の足で通う事が出来るか?

ということもまた大切な事


息子の不登校を経験している私にとっては

通学の距離や時間は大きな問題で

それを今の息子・・

休日は家から出ない、登校は徒歩

塾も家からすぐという所ばかりを選んできました

そんな状態の息子が高校合格という吉報を手にした途端

自転車と電車と徒歩を駆使して

通えるのかという問題は

問題のままであり続けています



今回の模試の車厳禁という文字を

この学校を選ぶということが

もれなくこういう通学の毎日が付いてくることを

本人に体験させて考えさせられる

大変貴重な経験になると捉え

プラスにかえることが出来ればと思いました



本当は1人で行ける年です


年相応の成長をしていれば行けるはずです


でも彼はまだ一人で電車で出かけたことがありません


おそらく切符を買うのも初めてです


模試の開始時刻もあることですし

あまり冒険はできません


そこで今回は台風で雨も強いことを考え

駅までは私が車で送り

そこから学校までは

父親が付いて行くことに決め

それは本人も納得していました



でもこんなところで大切な父親対応を

出してしまっていいのだろうか?


しかし、昨夜のグダグダの息子の状態からすると

やはりここは父親と一緒に行くことで

母親にしか言えない言わない昨夜のような

負の感情は置いていってもらい

グッとこらえて成長してもらいましょう



そんなことをあれこれ考えているうちに

息子が制服に着替えて下りて来ました



(よかった~!ちゃんと起きて来たよって胸の中でVサイン!)



息子「警報出てないん?!」

母「出てないわ・・」

母「何か食べて行く?」

息子「いらん!」


そう言って不機嫌に鞄の準備をしています


母「財布持って行っといてね」

息子「何で財布なんかいるんや!・・」

母「帰り1人だし、何があるかわからないから」

息子「・・・」



車でdoor-to-doorで行くのと違い

おおよそ帰りは1人で電車に乗って帰って来る訳ですから

切符以外にもどんなお金が必要になるかわかりません



言っても素直に「はい」とは言わないことは

承知していましたが、伝えずにいる訳にはいきません・・



財布を持ったか持たないかは息子の問題です

私はちゃんと伝えましたから・・ね・・



駅に着いたその頃には台風の影響で

時折強い風と激しい雨が横殴りに降って

父親と息子は小走りに駅に消えて行きました



電車は二駅で乗車時間は僅か5分と

スマホが私に教えてくれます


こうして息子は溜息交じりに「初めてのおつかい」ならぬ

「初めての電車」を経験することになりました(つづく


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模試より電車の経験が重要課題になってます・・(笑)
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こんにちわ

こんにちわ。
次男君、受験生なんですね。

うちの長男坊は今5年生。まだ4年後の話ですが、きっと同じ様な状態になるのではという気がして、読んでいて、すごくスーッと入ってきます。勉強になります。

うちもゲーマー君です。
休日は家から出ません。おそらくこの4年で電車に乗ることもないでしょう。遠出も嫌いです。

今のくるみみるくさん・そして次男君の状態なら、負の感情を持ちつつも、きっとこの先も大丈夫って気がします。

ちなみに、私自身は不登校は経験していませんが、高校はもっとも近いところに行ってしまいました(笑)。(自転車で15分ほど)
毎日通うのに楽ですもんね。。。

その代わり、雨が降ろうと雪が降ろうと、灼熱が照りつけようと、私の母は迎えに来たことはありません。
知らん顔でした。私もそういうものだと思ってました。
そういう意味では、私の母は上手に対応してくれてたと思います。
感謝です。

偉そうにすみません。
自分の高校時代を思い出してしまいました。

キャサリンさんへ

キャサリンさんは自転車通学の高校生だったのですねe-267
自転車ってバスや電車の時刻に縛られることなく自分の速さで自由ですよね~!
私も高校は自転車でした・・ですから息子が自転車や電車や徒歩をいろいろ切り替えながら
高校に通うなんてとっても大変に思ってしまって・・でも今どきはそれは普通のこと・・
そしてそれくらい出来てあたり前なんですよね・・今までそれをして来なかった
する機会がなかった・・でも電車は今回いい経験になりました
まだまだたくさんの未経験がある息子です
小さい頃は失敗を乗り越えるのに確かに時間がかかって、私はそれを恐れていました
でも息子の成長は、「失敗は経験」と思えるまでに変えてくれました
子どもの成長を感じて親も変わっていくこと
それがとっても大切なことと知りました
キャサリンさん、また来てくださいねe-343
コメントありがとうございますe-420

とりあえず

PASMOかSuicaをオススメします。それだけでずいぶん気が楽かも。

じゅんほしさんへ

v-221ありがとうございます
そうですねv-352便利なものができましたよねv-353
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プロフィール

くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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