今のこと~あの角を曲がれたら



息子は今、公立中学の2年生
小学校5年生がもうすぐ終わるというある朝、起き上がれなくなりました
そこから約11か月まともに教室に、そして学校に行けない日々が始まりました

家族の力だけではお互いの力を奪い合いどうしても前に進めなかった日々
誰か力ではなく技のようなもので、こんな異次元にいる私たちを
元の世界に戻してくれないかと心から第三者を求めた日々
そんな毎日に終止符を打ってくれた復学支援
復学支援にたどり着くまでには長い時間がかかったけれど
苦しんだ日々はけっして無駄ではなかった
苦しんだ日々があったからこそ、本当に自分に必要なものを
探しあてられた



今は毎朝、「行ってきます」と声変わり途中の聞き取りにくい声を残して
朝の世界に出て行きます でも私は今もあの長く苦しかった学校が遠かった日々を
忘れてはいません

息子の出て行ったドアをそっとそっと気づかれないように開けて外に出ます
そして、曲がり角までの道を歩く息子の後ろ姿に呼びかけます 心の中で
あと少し、もうちょっと・・・がんばれ・・あぁ行けた・・
こんなあたりまえの毎日が あたりまえでなかった日々が確かにあったから
気づかせてもらった たくさんの間違いに
教えてもらった 親が変わっていく必要性を  



あの角を曲がるまで 今日も気づかれないように そっとあなたを見送ろう
あの角を曲がれたら 今日も行けたと一息ついて 家に戻って行きましょう

あの角のずっと手前で あの日あなたはうずくまり もう歩けないと泣きました
あの角のずっと手前で あの朝あなたは倒れこみ  息が出来ないと 私の背中におぶさりました

でも今は 緑のかばんを肩にかけ しっかり歩いて行くんです
前を向き 振り返らずに しっかり歩いて行くんです

私はもう二度と あなたの道の先頭に立って 道しるべをたてません
私はもう二度と あなたがふと立ち止まっても こっちがいいよと 後ろから押したりしません

はらはらどきどきしながら 少し離れた場所に立ち あなたを応援していこう

時には余計なひと言で あなたを怒らせてしまうでしょう
あなたの問題に口を出し 自己嫌悪に陥るでしょう

でもね 私も変わっていくからね

あの角を曲がるまで 今はもう少し こうして見させてくださいね
あの角を曲がれたら 私も私の道に ゆっくり戻って行きますから

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No title

不登校を経験し打つ手がなくなり第三者の力を借りましたがそれまでの道は決して無駄ではなかっと思っています。

子供が自分の力で立ち上がっていく事の重要さを日々感じています。

大変共感させて頂ける記事、ありがとうございます。

ありがとうございます

v-22ラムネさん

不登校の状態を何とか打破しようと親も必死になりました
でもその力がうまく子どもの気持ちとかみ合わず、お互いを苦しめて
追い込んで・・辛いサイクルに落ちていきました
でもそうやって、苦しんだことの全てが今に繋がっていると思います

>子供が自分の力で立ち上がっていく事の重要さを日々感じています。
私もラムネさんに共感です!
コメントうれしいですv-410
これからもどうぞよろしくお願いしますe-256

No title

私もあれこれ走り回って、最終的にラムネさんも書かれているように第三者のお力を借りることになりましたが、私も後悔は全くしていません。

必要な場合には外部の力を借りること、これも一つの家庭教育では
ないのかあ。って最近は感じています。

息子さんの姿を見守るくるみみるくさん。
見守る気持ちも今はきっと違いますよね。

私は娘と通勤時、一緒の駅までいきます。娘は反対方向ですが、
この幸せを大事にしたいと思います。

お互いにこれからも過去を糧にして頑張りましょうね!

No title

何度も繰り返して読ませていただきました。
涙があふれてきます。
わが子が苦しそうにうずくまる姿は忘れることが出来ません。
家族の力だけではどうしようもなくて、復学支援を選び、
今の私達の生活があります。毎朝「行って来ます」が聞けるしあわせ…
私も娘達の姿を見守りながら、日々勉強を続け、
同じ支援機関の先輩・くるみさんの後をついて行きますね!

ピピコさん、ありがとう!

ピピコさんが受けた第三者の力と、私がたどり着いた第三者の力
そして先のコメントのラムネさんの受けた第三者の力・・・それらは
同じ家庭教育というキーワードで繋がっていましたね
問題は家庭の中にある、親が変われば子も変わる
継続登校を支えるために日々、家庭教育の勉強ですねv-410
>私は娘と通勤時、一緒の駅までいきます。娘は反対方向ですが、
この幸せを大事にしたいと思います。
こんな普通の光景が眩しく感じれること忘れずにいたいですねv-353
コメントありがとうございますv-364
また、きてくださいねv-410

よつばさん、ありがとう!

v-22よつばさんとは、同じ支援機関エンカレッジでしたね
復学して家庭教育を学び続ける中、お互い支援機関を卒業しましたね
ですが、子どもたちはこれから思春期(もうすでにどっぷりとv-388
新しい壁も、落とし穴もあるでしょう
ですが、不思議と大きな気持ちで向かえませんか?
きっと、その場に立てばジタバタするでしょうが、根っこの部分をしっかり
学んでいるということで、ほんの少し自信になっているのかなって思いますv-410
よつばさんと一緒にこれからも学んで行きたいと思っていますv-364
どうぞ、よろしくお願いします
コメントありがとうございました また、是非来て下さいねe-420

くるみさんへ

やっぱり泣いちゃいました(ToT)
ブログを頭から…
目を閉じたり細めたりしながら読んで来ましたが、耐えきれずここで泣いちゃいました
続き読んで来ます

ありがとうございます

v-22そらさん

来てくれて嬉しいよ~e-257
泣かせてごめんねe-263
でも・・うれしいわv-407

No title

この記事読ませていただいて、
自分と息子のことがだぶってしまい
泣いてしまいました。
親の気持ちって、みんな同じですね。
私も変わっていけるように努力しますね

めろんさんへ

v-22めろんさん、嬉しいコメントありがとう!
母親の気持ちって時間や場所が違っても
きっとどこかで通じている・・
子どもを思う心はきっと同じですねe-441

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プロフィール

くるみ みるく

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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