それぞれの0学期


年が明けて早くも立春

一月行く、二月逃げる、三月去ると言いますが

この時期の過ぎる早さに、今更ながら驚いています


息子たちは冬休みのあったかさに、意外とスッキリサヨナラして

冷たい朝に、黙々と自転車をこぎ出して、登校しています


高校2年生3学期に入った次男も

そろそろ具体的に自分の進路を考える必要があるようです


カラオケの高揚感のオレンジと

バレンタインのブルー、いえ、もしかしてピンクが

高校三年生0学期を彩る色として

いい具合に息子の身体を

温めてくれますように・・

人の優しさや思いやりの大切さを

いっぱい感じて

次のステップへ挑めますようにと願っています




彼はこの間、マラソンの授業で

道路脇の溝に、片足突っ込んで転んだと

保健室で手当てを受けたらしい大きなガーゼで

左膝を覆って帰ってきました


お風呂上りにゴミ箱に捨てられた

そのガーゼに染み込んだ真っ赤な血の色が

痛みの感覚を呼び起こすように訴えてきます


年明けから雪の舞う寒い寒い日がありました

人通りの少ない道や

道路の端の白線は凍っていて

自転車は怖いなぁと心配していましたが

まさかマラソンで怪我してくるとは・・

・・大怪我にならずによかった!



三男は春先に修学旅行があります

今のクラスは、皆仲良く楽しいけれど

修学旅行はクラス替えがある直ぐ後で

きっと友だちもまだ、出来ないうちだし

ホンマ面白くない、行きたくないと愚痴っていました

ところが、急に「修学旅行楽しみ~」と言うので

どうしたのかと思えば

「先生から、食べ物が凄く美味しくて、中でも焼き肉めっちゃ旨いと聞いた」と

満面の笑みで話してくれました


普段から「肉命!!」の彼ですから

先生の言葉を聞いて、うつろだった息子の目が

キラリンって輝いたのが、手に取るように見えました

何はともあれ、修学旅行を楽しめそうでよかったよかった


我が家にはもう一人、離れて暮らす大学生の長男がいます

高校を卒業して直ぐに、予備校の寮に入ったのを境に

もう、家に帰って来るのは年に数日くらいです


普段は顔を見ないせいで、その存在をすっかり

コンクリートの隅を歩く猫のように消していますが

振り返れば彼は必ずそこにいて

うっかりすると、鋭い爪で

強烈な爪痕を私の心に残してくれます


そんな恐ろしい(笑)彼にも

今年は節目がやってきます


会えば私の中の怒りのツボを

容赦なく押すあいつですが

大好物の炊きたてのご飯すら

とどけてやれないのが

さみしく思う私です


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炊きたての白いご飯の
混ぜる前の真ん中を食べる贅沢








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プロフィール

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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