母の日は大嫌い



今年も母の日がありましたね

私には幸せなことに母と呼べる人が2人います

夫の母と私の母

2人とも高齢ですが元気で母の日を今年も迎え

僅かですがプレゼントを贈り祝いました

祝う側でいれる母の日は楽しい

喜んでもらえるのは、ありがたいことです



子どもが小さい時は幼稚園や保育所や学校で

母の日のためにいろいろ作って来てくれて

かわいいプレゼントが私にもありました


明らかに先生がそのほとんどを作ったに違いない

色紙で作ったカーネーションや

ひっくり返ったひらがなで綴られた「ありがとう」には

疲れた身体を癒してくれるおまじないが隠れていました


でもそんな先生方のお膳立てが無くなったら

何にも無い日になりました

特別な日でありながら

何事もない普通の日です


子どもたちに囲まれて花束やプレゼントを受け取り

子どもたちの手作りのカレーを笑顔で食べて微笑む・・

そんなメディアが作り出したザ・母の日という光景は

どんなに背を向けても後ろから追いかけてきて私を痛めつけます


だから、「母の日」はいつからか大嫌いな日になっていきました


今年もメディアはその日の随分前から容赦なく騒ぎ立てて

平静を装う心を静かに、でも十分に弱らせてくれました


一旦、母の日という病に見初められると

それはどんどん心を蝕んで、「寂しい」という基地を作ります

そしてそれはある地点を越えると

何処からか「怒り」に変身し

心の中でメラメラと炎を揺らめかす


その炎は完全シカトの息子たちに向けられるのと同じくらいに

自分と同じ立場でいながらも当たり前のように感謝され
お祝いされている

言わば同業者の母に羨望と化して向けられていきます


毎年そんな怒りを抱えている自分が悲しく嫌で

「どんだけちっちゃいおばはんやねん」って自分に突っ込みます


「母の愛は無償の愛」

なかば念仏のように自分に唱えることで

その炎を沈下させてきました


そんな大嫌いな母の日が今年もやってくるというので

今年こそ母の日病に蝕まれないように

何重にも心に重ね着して挑みました(笑)


しかしやっぱり無理


テレビをつけても

スーパーに行っても

車に乗ってラジオをつけても

容赦なく迫る声は

まるで明日が投票日のように

母の日を訴えてきます


寂しい気持ちのままでいい

怒りに変化しなければそれでいい

悶々とくすぶって

ただ過ぎ去るのをじっと我慢しなければ・・



日曜日の正午前

2日前に学校で階段から転げ落ち捻挫して

病院に通うため塾の日を

振り替えてもらっていた次男が

塾から帰ってきました


お昼ご飯の準備にキッチンに立とうとしていた私の前を

何だか焦点の定まらぬ笑顔で

通り過ぎようとした次男は、次の瞬間

鞄から細長い包装紙をサッと出して

手渡してくれました


私は一瞬全く予期せぬことに「えっ?」て固まりましたが

その包装紙から覗くカーネーションの赤が

私の固まった一瞬をそのまんま飲み込むように

覆い尽くしていきました


「・・・・ありがとう・・・」

精一杯伝えたいのに語彙が完全に足りません

次男は、はにかみながら「安いものだけど・・」って言いました


包装紙には2本の真っ赤なカーネーションが包まれていて

包装紙を止めたテープにスーパーの名前が入っていました


次男は塾の帰りこの花を買うために道を戻り

数ある母の日用に準備された花の中から

この真っ赤なカーネーションを選び

スーパーのレジに

昼時のおばさんの列に混じって並んでいたのだろうか

ニキビ面で眉間に皺をよせて・・・


そう思うと鼻の奥がキューンと痛んで

視界がぼやけます


私の「母の日」はこうして突然に訪れました

もし、来年の「母の日」が今までのそれと変わりなく

何事も起こらない普通の一日であっても

もう他人を羨んで自分を悲しんだりしない・・

そう心に誓いました


一年たてばそんな誓いなどスッキリ忘れてるって?

そんなこと・・まさか・・多分・・いえ・・(爆)


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カーネーション
不意に出したるその赤が
忘れえぬ赤 彼岸花の赤





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連休明けてそれぞれに



ゴールデンウィークが終わって日常が戻ってきました


昨日の夜、オフにしていた目覚ましのスイッチをカチッと入れた時

朝の一連の流れを自分の中でなぞっていました


・・4日間の連休でしたが

~しなければならないというmustな毎日から解放されるということは

思った以上にふわふわで

しわの減った脳みそを優しく癒してくれました(笑)


息子たちも充電満タンにして(?!)

それぞれに登校して行きました


長男は勿論帰省などしませんから

どんな休みを過ごしたのか想像するしかありませんが

想像は深く暗い闇の中に迷い込むので(涙)

いつも途中で打ち切って

ただ元気でいるならそれでいいと

双六のスタートに駒を戻して転がしておく気分です



次男は4月を何とか乗り切って

この休みに辿り着きました


朝の早さ(あくまでも今までが遅かったからそう感じるのですが)と

山道を最後に控えた8キロの距離を

重さ13キロ以上の鞄を乗せて走るという

今までの彼からは想像出来ない毎日を頑張って来たから

ゆっくり眠って身体を休め

エネルギーをゲームで補給して

メンテナンスの期間に充てて

リフレッシュとはいかなくても

リラックス出来ればいいなと思っていました


家庭教育推進協会から訪問のN先生も来て頂けて

半年ぶりの先生との再会を

まだ高校には学校を離れても遊ぶ

そんな友人がいない彼は

十分に満喫していました(先生、ありがとうございました)


休み明けの今朝は

ごく普通に自分で起きて朝食をかたづけ食いして

淡々と登校して行きます

重い鞄に一瞬重心を揺すぶられたのは

のんびり過ごした時間の置土産

つぎの瞬間にはその肩にハンドルの勘を取り戻して

あの角を曲がって行きました



三男は休み中も毎日をクラブに精を出していました

考えてみればこの3年

帰宅部の兄の影響は微塵もうけず

仲間と楽しい時間を過ごせました


クラブを離れても仲間とはいつも連れて

月初めにゲットした臨時収入を含めたお小遣いを

そっくりカードにつぎ込んでもう無一文


ただ2週間後には修学旅行があって

極貧生活もそのためのお小遣いによって

またバラ色の生活に戻るとふんでるようです・・

宵越しの金は持たないというこの気質

何とかならんのかなぁ~

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連休を ゆっくり過ごして くつろいで
でも忘れない 自分の居場所へ

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プロフィール

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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