欠席からの学び



6年生の3学期の始業式に約11か月の不登校から

復学支援を受けて学校への復学を果たした息子は

危うげながらも休まずに学校のリズムに戻っていきました



卒業式を目前に休んでしまいましたが

風邪からの体調不良で一日の休みで長引かずに終わりました


とはいえ休んだ日はゲームは禁止ということが

息子の中では、納得しつつもやはりゲームがしたいという欲求をおさえきれず

私に「もう明日は絶対行けるからゲームさせてよ!」ってそれはしつこく

背中にくっつくようにして言ってきます



「休んだらゲームは出来ないよ」それ以上余計なことを言うと言葉尻をとらえられ

屁理屈で攻めてくるので出来るだけ距離を置いて・・



本来、風邪を引いて休んでいるのですから

しっかり休息して身体を休めることに徹しなければいけません


ゲームなどをして疲れてしまっては休んだ意味がないです


正論で正面から諭しても

この頃の息子はただただゲームをさせてくれないことへの

反発が先に立ちそれが母親への反発に乗っかってくるので

「休んだらゲームはしないという約束です」で通すのが得策でした



でももっと大きくなったら自分で自分をコントロールできるように・・・

休んで病気が治ってきて退屈になってきたらきっとゲームをするでしょう

ゲームを始めるということはもう休まないという事を

しっかり解って、安易な選択で休んでしまう生活を続けることがないように・・



不登校を経験している息子を持つ私には「休む」ということが

子どもにとって大事な境界線に見えます

たった1日の風邪と思われる休みであっても

神経はビリビリ逆立って

そんな境界線上を歩きながらのゲームは恐ろしかった・・


あれから1年9か月・・

今週は風邪をひいて週の半ばに休みました

金曜日も休んだので土日はゲームやパソコンは禁止

・・・としたいところですが・・・彼の思いに任せることにしました

境界線上でカップラーメン片手にゲームを始めます


パソコンダメ、ゲームダメとは言わないけれど

自分のしたことに責任がもてるように・・


もう身体は大丈夫、いつもより考えて時間も短くして出来ますという

彼を信じて任せてみました


我慢させることが足りないかと複雑ですが、息子の場合

信じているからあなたに任せるよとプラスのメッセージを

送ってやることで次に繋がる成長を期待できると思えます


失敗してまた、月曜に休むという最悪なことになっても

それはあなた自身の失敗だねと考えさせることができます


そこで失敗を受け止めて、初めて見える世界こそ

息子の経験からの世界ですから、きっと胸にストンって落ちるでしょう・・

イエローカードを引っ込めた代わりにレッドカードをきれますね



境界線と感じていたお休みも

いろいろ考えながらもこうやってまた少し

私の手から離していけるのは

欠席したことからの学びを彼自身が

受けとめられると思えるほどの継続登校の時間を積み重ねたから

そう信じてのことだというメッセージを受け取ってくれますように



でも確かに心は離さずに彼のことみていますから


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継続登校を支えるために



復学してからの毎日で、朝の声掛けは本人の希望通り

初めは10分おきに時間を告げていました


なかなか起きない様子に、時間だけを淡々と告げながらも

だんだん感情移入してしまい言葉に力がこもったり・・

朝の忙しさで声掛けの時間が少しずれたりして

息子に逆切れされたり

それなら母をあてにせずにいて欲しいのに・・

毎朝ギクシャクしてました



ところがゲームのおかげでこの朝のやり取り

実にスムーズなものになりました


学校へ行くまでの時間、ゲームをするのです


少しでも長くゲームが出来るように

準備(歯磨き・朝食)は超特急です


1度目の声掛けで飛び起きるようになりました


声掛け以前に誰よりも早く起きることも


起床・朝食・ゲーム・準備・登校・下校・ゲーム・夕食・入浴・ゲーム・就寝

こんなルーティーンで動いていました


休みになれば起床の次は就寝まで全てゲームゲームゲーム


食べることなんて二の次ですから・・


食事も揃ってテーブルには着けません

オンラインゲームで見えない仲間が集まってるし

1人さよならは出来ないのですね


しばらくは、待っていた時もありましたが

待っている側の精神状態に悪いのでやめました


でも本人に任せてみることで

そこから生まれる親子関係もあるものですね


ここぞという揃わなければいけない日には

ちゃんと席に着いていましたから


自分を信じて任せてくれていると

感じていたのですね


事の善悪や何が大切かを判断できるようになるために

小さなことには目をつぶり

こちらも信じて見守れるようになりました



這えば立て、立てば歩めの親心・・この言葉を少しもじって

復学すれば継続登校

継続登校できればその先へ・・って感じ・・

親心の名のもとに過干渉・先回りが出てきます・・



先のルーティーンにはまっている息子

あまりに休みの日がゲーム漬けで見ていられずに

何とか外に連れ出したくて

夕食を食べに行こうと誘ったり

景色のいい海岸へ連れ出したり・・

とにかく家から出したくて

あれこれ過干渉なこと・・


息子はあからさまに迷惑顔・・

それでも私は気づけずに

頑なに外出を拒む息子が嫌でした


早く家に帰ってゲームがしたいと額にしっかり描いている

そんな息子が悲しかったり・・全く自分本位な母でした


先生のお話しで、そんな自分に行き当たり

どうしても抜け出せない過干渉に

苦しんで凹んで落ち込んで・・


そんな時、昔、息子が言葉を話すのが遅いと感じていた時

すぐに保健所に連絡しなさいと

教えてくれた彼女と会うことができました


いつもはっとすることを、きっぱりと的確に

語ってくれる人・・


私は息子が不登校になっていたことや

支援を受けて復学したことを話し

又同じ先回りの過干渉をしてしまうことに

すっかり凹んでいることを話しました


こんな私にでも良いところはあるのだろうかと聞いてみました

もしこんな私の中にも、ほんの僅かでも自分にも納得できる良いところがあるのなら

この落ち込みからそこを手掛かりに這い上がれるかもしれないと・・

そんな思いで尋ねてみました



「あなたは、そうやってその先生の言葉を

正面から素直に聞くことが出来る

そうやって落ち込むことが出来る

それこそがあなたのいいところなんだと思うよ」


この言葉が私を救ってくれました


ありがとう、もう1度やり直す!

ありがとう、何度でも諦めない!自分自身をやり直すね!!


いつか息子たちが

あの角を曲がって

私の声の届かないところに行ってしまっても

ここを忘れないでいてくれる

そんな家を作ります

いえ、作れたらいいなぁ・・



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継続登校の支え2



学校を休んだらゲームは出来ないという図式こそが

彼の継続登校を支えていると思ってた・・だけど


それだけではなかったようで・・


私が思っているよりもはるかに

息子はたくさんのことを感じられるまでに成長してました


「学校に戻れたのは訪問してくれて支えてくれたあの人たちのおかげやなぁ・・」


ぼそっとつぶやいた彼は

もう自分のやり方だけで生きていた領域と

しっかり決別し、抜け出してきていました



音もたてずに知らぬ間に

気づけば私の背をおい越していたように

ちゃんと考えて、人を思いやる大切な感情が

小さいけれど芽生え育っていました


復学してしばらくした頃、学校で書いた作文に

そんな彼の何気ない、けれど確かに暖かいぬくもりを感じます



「僕が学校に行けなくなった時

お母さんは僕を連れて何回も病院に行きました

病院の先生は小児科のお医者さんで

僕にとてもやさしくしてくれました

僕も大きくなったらあの先生みたいな小児科のお医者さんになって

やさしく病気の子をみてあげたいと思います」



今ではもう忘れてしまったかも知れないけれど

胸の中に自然にわいた恩送り


やさしい感情に包まれた恩送りを

どんな風に形を変えても

胸に持っていて欲しい


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継続登校の支え



この11か月の不登校の時間の中で磨き上げた(!?)ゲームの腕前で

息子は放課後集まる友だちに中で

尊敬にも似た羨望の眼差しを浴びる地位を得たようでした(喜んでいいの?)


しかし、彼が休んでWi-Fiのゲームに没頭している間に

ゲームの世界は日進月歩・・

復学した頃、子どもたちの大半は狩人と化していました(OH!MyGod

そうモンスターをやっつけるあれです

息子はすぐにゲーム機とソフトが欲しいと言ってきました


支援の先生に相談しました



復学してまだわずかしか日がたっていないのに買うのはどうかと思う

しかし我慢はできないでしょうし、頑張ってはいますから

いずれ必要になるので買っていいことにします



購入に関してとその使用と登校の取り決めなど

親子のやりとりの指示を受け、本体とソフトを買うことに・・


ところが、クリスマスとお正月という

子どもたちのバブル期に重なり

おまけに大ヒットしたソフトの効果も手伝って

ゲーム機本体が全くありません


店頭ではいつ入るかわからなく、予約すら受けてくれません

しかたなくネットオークションで少し割高になりましたが購入しました



みるみるうちに息子は身も心も狩人に変身して行きます

寝ても覚めても彼の頭の中はモンスターを倒すことでいっぱい

土日になれば早朝から狩りに出たっきりで戻りません



学校を休んだらゲームはできない



相変わらず朝はしんどいしんどいと脚をひきずっていましたが

休んだらゲームはできないという図式が彼を動かしていました



私はこれでいいのかと疑問で一杯になりお尋ねしました



一年近く休んで無理させなかった子が行きはじめてまだ一週間

安定するには時期尚早でしょう

その状態が半年、一年続くなら別に問題はあるでしょう

今の状態を別の視点から見れば

ゲームをしたいから文句たれながら学校へ行ってる図式は

ゲームをしたいために学校へ行ける余力があるということです


本当にしんどいならゲームをしなくていいから

学校は絶対に行かないはずです



まだ彼の中でベストは尽くせてないのです



この言葉にもやもやとした霧が吹き飛んだ気がしました



彼の中でまだベストは尽くせていない

ゲームをしたいために学校へ行ける余力がある


息子のほうが母より一枚うわてと言う事でしょうね・・(ガル~ッ


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復学後の風景



復学2日目の朝、息子は2階から電話の内線で下にいる私を呼びます

「しんどい・・来て」

訪問の先生はすでに到着されています

何とか起きて下りて来ましたが、朝食の後

ガスファンヒーターの前やソファーで

しんどいしんどいと座って涙ぐんでいます

途中、上野先生から電話が入り

私はすぐ指示通り息子と距離を置きました

泣き顔のまま「しんどい、しんどい」と言いながらも

仕方なく登校しました

訪問の先生に寄り添うように歩いて行きます

かなり危ない様子でした

早退することを覚悟していました

でも結局早退することもなく最後まで行けました



復学3日目の朝、6時間目まで授業があり

朝からしんどいアピール全開でしたが

訪問の先生が泊まり込みで対応してくれていて

昨日のような涙は見せませんでした

朝食を20分以上かけてゆっくりとり、一度外に出ましたが

帽子を忘れたのを機に再度家の中へ

そのまま「お腹痛い」とトイレへ

でも、8時05分に、トイレにこもることなく

ぎりぎり登校して行きました



「学校に行かされている、しんどいのに無理矢理」

息子の声に

「学校って自分の勝手で簡単に休んだりしてはいけないんだよ

しんどいのに頑張って行っているのは本当によく頑張っているし偉いと思うよ

これを続けて行くことが出来たら本当にいいね

そうすることで、しんどいのも少なくなっていったら本当にいいね

しんどくて辛い思いの中がんばってる〇〇を応援しているよ

訪問してくれてる先生たちも応援してくれているよ

今はしんどくてしんどくて朝は苦しいけど行き続けることをやり続けて欲しいんだよ」

と、精一杯のメッセージ



金曜の朝は親子だけでの登校を迎える日、息子1人での登校・・

訪問の先生の朝の対応なしで、息子はどこまで頑張るか・・

甘えて行けないを押し通すかも知れない

この3日間の自分の頑張りを胸に進めるかも知れない

息子を信じてやれるだけやってみよう

どんなに転んでも後退ではない

前進しているんだから・・!!



復学4日目の朝、7時20分声掛け、30分声掛け、40分の声掛けでやっと起きる

「しんどい、しんどい」と言いながらも起きて朝食をとる

金曜だ、今日行ったら休みだという意識が息子にある

今日休んでゲーム出来ないのは絶対に嫌だ

息子の登校を他ならぬゲームが支えていました


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復学からのスタート



1月の冷たい風が家の中を吹き抜けて行きます

息子の登校して行った後

先生方も帰られて

家じゅうの窓を全て開け放ちました


我が家によどんでいた重苦しい空気が

開け放たれた窓から吹き込んできた新しい空気と

入れ替わって行きます


いつもそこにいた息子の姿がありません

それを不思議に思うくらい当たり前にそこにいた息子

今日からはそこに居ないことが当たり前と思うように・・



この日の放課後から

我が家は学童保育の子どもたちの居場所のようでした


11か月ぶりに現れた同級生が物珍しいのでしょう


今まで来たこともない子も

以前からの友だちも

とにかく玄関には10足以上の靴が

入れ替わりながら並んでました


そんな中で、息子は友だちとの距離を

日に日に埋めていきます


しばらくすれば、またそれぞれの居場所に

戻って行ってしまうことが、わかっていたけれど

ほんのひと時、卒業までの数週間

こんな賑やかな放課後をありがとう



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プロフィール

Author:くるみ みるく
小5の終わりから始まった体調不良、そして不登校。
学校に行くというあたりまえに思っていたことが、これほど大変なことだったとは・・・。
復学支援をうけ、もう1度歩き始めた子どもを応援して行くために親はどう接していくのがよいのでしょうか。
学び続けることで見えてくるものは何でしょうか。

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